The Pillar

2025, Installation Art

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Study

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Photo by Koida Ryu

倒れた木を起こし、地面に突き立て、草の根のようなものを巻きつけて、みすぼらしい小さな空間を棲み処とし、風雨と寒さをしのいだ。

それは、およそ三百万年前のことだ。

人がとどまる場所を「空間」と呼ぶ。

その空間をつくることが「建築」になる。

では、空間はどのようにして生まれるのだろうか。

私たちにとってあまりにも当たり前のもの。

巨大なコンクリートの箱の小さな入口から入り、階段を上り下りする。

雑多なもの、目的に合わせて置かれた家具や設備、そしてそこに暮らす人々。

しかし彼らは気づいていない。

この空間は、いかにして存在しているのか。

私は、華やかな外装の裏で、黙々と何十、何百トンもの重さを支えている柱たちに、スポットライトを当てたいと思った。

何も置かれていない「空」の空間の、本当の主人公が誰なのかを、人々に見せたかった。

とりわけ、建築家を志す人々にこそ。

反射した光があちこちでぶつかり、折れ曲がりながら、ようやく空間の姿が現れ始める。

私は、その堂々たる姿に、深い敬意を捧げる。